レッドストーンの用語と性質 【レッドストーン#1】【統合版マイクラ】

こんにちは、マイクラ歴1年ぐらいのいーたんです。これから入門者にもわかりやすいレッドストーンに関する記事をできるだけ丁寧に書いていこうと思っています。レッドストーンは奥が深くまた新たな発見をさせてくれる魅力的なコンテンツであると同時に、プログラミングの基礎を学べる学習コンテンツでもあると思ってます!いーたんもまだ初心者中の初心者で、皆様と一緒に学んでいけたらなと思ってます。どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、まずは、レッドストーンの基本について学んでいきましょう。

本サイトで扱うマインクラフトは統合版のVer1.20を利用しています。Java版やバージョンの違いによって用語や動きが異なる場合があるのでご了承ください。

レッドストーン回路とは?

レッドストーン回路とは、仮想の電気回路のことです。採掘したレッドストーン用いて、信号の流れや制御を行います。レッドストーン回路を使用することで、自動ドア、自動収穫機、エレベーターなどの、動かない建築物ではなく、動く装置を作成することができます。
レッドストーン回路をマスターすれば、サバイバルでは日々のルーチン作業を自動化したり、面倒くさい作業を自動したりと生活を便利にすることができますし、クリエイティブでは趣味レベルのマニアックな装置を開発できたりします。

マイクラをより一層深く理解するために、一緒に学んでいきましょう!

レッドストーン用語を学ぼう

レッドストーンに関わりのある用語をまとめました。これらの用語はレッドストーンを扱う際によく耳にするキーワードです。

  突然ですが、最初はさらっと流してくださいっ!!

今後の説明文で使用していくので、わからなくなってきたときは、ここに戻ってきて見返してくださいね。

用語説明
レッドストーン動力レッドストーンが仕事をする力のことです。
ブロックを動かせる、光らせるなどの力です。
※本サイトでは単に動力と呼ぶことあります
レッドストーン信号レッドストーン動力を伝える信号のことです。
※本サイトでも単に信号と呼ぶことあります
動力源動力を供給するブロックのことです。
ブロックとは、土や丸石などの立方体のブロックだけでなく、
スイッチやボタンなどの装置(入力装置)も含みます。
入力装置レッドストーン信号を発生させるための装置のことです。
レッドストーントーチ、スイッチ、ボタンなどが入力装置になります。
伝達装置レッドストーン信号をある場所から他の場所に伝えるための装置のことです。
レッドストーンダスト、リピーター、コンパレーターなどが伝達装置になります。
出力装置レッドストーン信号を受け取り、何らかのアクションをする装置です。
ドア(開閉する)、ピストン(伸び縮みする)、ドロッパー(アイテムを落とす)などが
出力装置になります。
透過ブロック通常のブロックとは異なり透明だったり、一部の部分がかけていたりして、
ブロックの背後が描画されるブロックのことです。(ただし、スポーンブロックは除きます。)
ガラス、氷、ハーフブロックなどが透過ブロックになります。
不透過ブロック上述の透過ブロック以外のブロックのことを指し、背後を完全に隠すブロックのことです。
土、丸石などが不透過ブロックになります。
不導体ブロックレッドスーン信号を受けても動力化せず、レッドストーンダストを切断しません。
基本的に透過ブロックです。
※本ブログではわかりやすくするため、不導体ブロックという用語は使用せず、
透過ブロックという用語で統一します。
導体ブロックレッドストーン信号を受け取って動力源となり、レッドストーンダストを切断します。
基本的に不透過ブロックです。
本ブログではわかりやくするため、導体ブロックという用語は使用せず、
不透過ブロックという用語で統一します。

レッドストーンの基本的な性質を理解しよう

以下に、レッドストーンの基本的な性質を挙げてみました。本当に基本中の基本のことしか書いておりませんので、レッドストーン入門者向けの解説となっております。

それではひとつひとつ見ていきましょう!

羊毛ブロック(ピンク・青)は不透過ブロックとして、ガラスブロックは透過ブロックとして使用してます。

①ONとOFFの状態がある

レッドストーン動力にはONとOFFがあります。入力装置から信号が伝えられ、OFFからONになるとレッドストーンダストが赤く光って煙のようなモワモワしたものを発し、見た目が変わります。光ってモワモワするなんて、いかにも信号が発生してそうでわかりやすいですね!

②動力源から信号が伝わる

動力源からのみ信号が発信されます。入力装置や入力装置が接しているブロックなどが動力源となり、隣接したブロックやレッドストーンダストに信号が伝わっていきます。動力源は、電気回路だと電池みたいなものです。

③繋げることができる

レッドストーンダストは繋げることができます。隣り合ったダストは自然と繋がります。また、置いた場所によって自動的に曲がった形に変形するので、ダストだけで信号が伝わっていく向きを変えることもできます。

勝手に繋がるので楽といえば楽ですが、繋がらなくていいよ!というところまで繋がることがあったりして意外とやっかいです

④止めることができる

ブロックを用いて信号を止めることができます。不透過ブロックによって信号は遮断されてしまいます。ダストをひとつのブロックとみなすという事情があり、図のように斜め上のブロックが信号を遮断しています。よく見ると、ブロックを上に伝っているレッドストーンがないことがわかると思います。これが遮断されているということでしょうか。遮断している感じに見えないですけどね。。

逆に透過ブロック(ここではガラスブロック)は信号を遮断しません。上に伝っているレッドストーンダストもちゃんとありますね。

⑤昇り降りできる

レッドストーンダストは1段上のブロックを昇ることができ、1段下のブロックに降りることができます。2段以上は昇り降りできません。

⑥動力は減衰する

動力源から遠ざかるにつれて動力の強度は減衰していきます。赤く光っていたダストの見た目が動力の減衰とともに次第に暗い赤に変わっていきます。動力には強度があり、マイクラの世界では1~15の強度が存在します。スイッチやボタンなど15の強度を発する入力装置が多いですが、中には15以下の信号を発する装置があります。(例:日照センサー、ターゲット)

⑦分岐と合流ができる

レッドストーンダストは分岐や合流ができます。分岐時に動力強度の分散はなく、合流時に動力強度は合算されません。例えば、分岐時に10の強度もっていても5:5にわかれることはありませんし、逆に5の強度のダスト2本が合流しても10の強度にはなりません。

⑧ONが優先される

2つ以上の動力源からレッドストーンダストが伸びて合流している場合おいて、片方がOFFでもう片方がONならば、ONの方が優先され合流後も信号が流れます。これは後に説明する論理回路で役立つ性質です!

⑨動力は不透過ブロックに伝わる

動力は不透過ブロックに伝わり、透過ブロックには伝わりません。見た目は変わっていないので、動力が伝わっているか一見するとわかりませんが、羊毛ブロックは帯電しているといったイメージで動力を蓄えている状態です。

⑩不透過ブロックは動力源になる

⑨で登場した帯電したような不透過ブロックは要は動力源です。動力源は信号を発することができるので、隣接したレッドストーンランプは光ります。

⑪不透過ブロックには強い動力と弱い動力が送られた状態がある

この性質は他の性質より分かりづらいので詳しく説明します。まず、不透過ブロックに強い動力が送られた状態とは、入力装置やリピーター、コンパレーターから直接信号を受け取った状態のことです。弱い動力が送られた状態とは、レッドストーンダストのみから信号を受け取った状態のことです。強い動力が送られた不透過ブロックは、隣接したレッドストーンダストに動力を送ることができます。逆に、弱い動力が送られた不透過ブロックだと、隣接したレッドストーンダストに動力を送ることができません。

つまり、動力源化しているにも関わらず、ダストに動力を送ることができないのです!!

これは、かなりわかりづらいですね~。

⑫不透過ブロックから直接不透過ブロックに動力は送られない

不透過ブロックから別の不透過ブロックへ直接動力を送ることは出来ません。必ず両者の間にレッドストーンダストか装置がある必要があります。動力を送るとは、信号が伝わるということではなく、動力源となりうる力が送られるということを意味を示し、送られた不透過ブロックが動力源になれば、動力が送られたということになります。

⑬遅延がある

レッドストーンダストのみの回路だと瞬時に信号が伝わりますが、装置を間に挟むと信号の遅延が発生します。例えば、下図のリピーターは1~4tick(0.1~0.4秒)の遅延を発生させます。信号の遅延は後に紹介するクロック回路などの論理回路で活躍します。

レッドストーン関連で使用される時間単位である 1tick は 100ミリ秒(0.1秒)です。

まとめ

レッドストーンの用語説明と基本的な性質をみてきました。少し簡単だったでしょうか。次の記事はレッドストーントーチとレッドストーンブロックについて紹介したいと思います!

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