
こんにちは、いーたんです。今日は、レッドストーントーチとレッドストーンブロックの性質について学んでいきたいと思います。
本サイトで扱うマインクラフトは統合版のVer1.20を利用しています。Java版やバージョンの違いによって用語や動きが異なる場合があるのでご了承ください。
羊毛ブロック(ピンク・青)は不透過ブロックとして、ガラスブロックは透過ブロックとして使用してます。
レッドストーントーチとは?
レッドストーントーチは、たいまつのような見た目の動力源です。点灯していれば、信号を発信しつづけます。仕様が特殊な上に使用頻度が高いため、レッドストーン回路や装置を作成する上でとても重要な入力装置のうちのひとつです。

性質は3つあります。ひとつひとつ見ていきましょう。
- 本体とその上のブロックから信号を発信する
- 動力が反転する(NOT回路)
- 焼き切れる
本体とその上のブロックから信号を発信する
レッドストーントーチは動力源で、本体とその上のブロックから15の強度の信号を発します。

本体が動力源であることはなんとなくピンときますが、上の不透過ブロックが動力源になることが意外と見落とされがちです。真上のブロックが起点となって強度15の信号を発信します。


ちなみに、下方には信号が伝わりません。四方に信号が伝わり、上方に動力が伝わります。動力が伝わった不透過ブロックは動力源です。

信号が伝わるブロックを黄色の透明なブロック、動力が伝わるブロックを青の透明なブロックで表してみました。

動力が反転する(NOT回路)
レッドストーントーチは、基本的には常にON状態ですが、設置したブロックがONの場合、逆にOFFになる性質を持ってます。これは、レッドストーン回路で最も重要な性質のうちの一つといっても過言ではありません。ONだった信号がOFFに反転する回路をNOT回路と呼びます。

この性質を利用すれば、上に動力を伝えていくことができます。装置を作る際に、地上の見栄えをよくするために地中深くに穴を掘って、地上付近でスイッチやボタンを設置する場合があります。この時に上方への信号の伝達手段としてトーチが使われることがあります。パターン①の方が場所を取らずスマートに上方伝達できますが、パターン②だと半分はON、半分はOFFの状態を作れるので、たまに役にたつこともありますね。

焼き切れる
3秒間に8回以上信号のON・OFFが切り替わるとトーチはOFF状態となり動作が停止します。この現象を焼き切れと言います。焼き切れを起こしても隣のブロックに変化が生じると再びON状態に戻ります。この性質を利用すれば何かしらの変化をきっかけに3秒以内の動力を発生させることができます。(後に紹介する簡易オブザーバーになります。)これを応用した例として、サトウキビが成長した瞬間に動力を発生させピストンで刈り取る動きをするサトウキビ自動収穫機などがあります。


補足
不透過ブロックに設置したトーチの横のダストは、見た目接続していないように見えますが、ONになります。これは、トーチが存在するブロック空間(立方体)のすべてがONで占められているとみなすことができるからです。装置が複雑になると、どのダストがどのように繋がっていくのか混乱することがよくありますね。見た目離れていても信号が伝わるということを意識して装置作りをしましょう!!

レッドストーンブロックとは?
レッドストーンブロックは、立方体の動力源です。トーチとは同じような性質を持っていますが、細かく見ていくと異なる部分があります。それでは性質を見ていきましょう。
ブロックそのものが信号を発信する
ブロックそのものが動力源となり15の強度の信号を発信します。トーチとは異なり、上方のブロックは動力源化しないので注意が必要です。

信号は四方上下に伝わります。トーチと異なり下方にも信号は伝わります。また上方のブロックは動力源とはなりません。

信号が伝わるブロックを黄色の透明なブロックで表してます。

補足
レッドストーンブロックは、上方と下方に信号を伝えるのに便利です。粘着ピストンとスライムブロックを利用して信号を上下に伝達できます。トーチは下方への信号伝達が苦手なので、このやり方を覚えておくと重宝しますね。

まとめ
レッドストーントーチとレッドストーンブロックの性質を見てきました。ブロックの方は、理解しやすいですが、トーチの方はクセが強いっ(笑)ただ、後で紹介する回路では大活躍なので、性質を覚えておきましょう!次回は、レッドストーンリピーターとを紹介したいと思います。